マンデルブロ アート 使い方 |
このプログラムでは,次の漸化式で表されるマンデルブロ集合を作画します. 発散の判定条件は |z| > 2とし,最大 255 回の反復計算を行って発散するまでの回数を調べます. C = a + biとしたとき,一定の範囲の (a, b) について,発散しなかった場合(集合)と発散した場合の反復回数 255 〜 1 のそれぞれに 256 種類の色を割り付けて表示します. ページを開くと,既定の範囲の集合を表示します. 既定の範囲は 0+0i を中心とする実数部・虚数部とも幅 3 の範囲です. 画像をクリックすると,クリックした位置を中心とする範囲の集合を表示します. 画像を拡大/縮小するには,「倍率」で希望する倍率を選択した後画像をクリックします.倍率を選択しただけでは画像は更新されません.画像をクリックして初めて新しい範囲の画像が表示されます. 現在の表示倍率と同じ倍率で表示位置だけを変更する場合は「変更なし」を選択してください. 「変更なし」以外の倍率を選択すると,現在の表示倍率から相対的にその倍率で拡大/縮小した画像が表示されます.たとえば初期の表示から「2 倍」を選択して画像をクリックすることを 2 回繰り返すと,初期状態の 4 倍に拡大した画像が表示されます. 一度画像を更新すると,「倍率」の選択は「変更なし」に戻ります.さらに拡大/縮小するときは,再度希望する倍率を選択してから画像をクリックしてください. 「パレット」で,発散までの反復回数に応じて表示する色を選択します.選択できるパレットは 14 種類です. 集合と,発散した場合の 255 回から 1 回までの反復回数に対して順次,次のような色を割り付けます.実際の色の見本が「パレット」の下に表示されます.
「初期位置・倍率」をクリックすると初期の表示範囲に戻します.パレットは現在選択されているもののままで変わりません. 集合の表示の処理は,発散の判定の計算と画像の作成の 2 フェーズで行われます.処理中はそれぞれ「計算中...」,「画像作成中...」というメッセージと共に処理の進捗状況が表示されます. 「中止」をクリックすると,処理を中止することができます. 作成された画像は GIF 形式です.画像を右クリックしてメニューの「イメージを保存」,「画像を保存」などで,画像を保存することができます. |